二次創作に芸術性がないとか、著作権がどうのとかの原則論を持ち出して全否定する者は
美術の知識がまるでないし、そもそも関心自体もないじゃないか
中学美術の教科書にもある1912年作デュシャンのレディメイド「泉」(署名した小便器を寝かせただけの作品)から流れを見直しな
60・70年代のウォーホル、80年代のシミュレーショニズム、90年代のムラカミは最低限知ってから発言するべし
「進撃の巨人展」など実質出版社主催の借り館販促になっている展覧会は多いが、そうではなく
森美術館が企画して現代作家の二次創作新作を展示した「ザ・ドラえもん展」「ガンダム展」を知っているか?
コピーは芸術ではない?そのまんまコピーを芸術作品として発表することもあるぞ
版画とコピーの明確な違いは? バンクシーはオリジナルであり優れているものだと思われているのか?
現代美術は「オリジナルとは何か?」「二次創作に芸術性はないのか?」などの問題意識を優れた形で提起することに価値があるので
極端な話、作品はきっかけでしかない場合もある。
結論:
市販のフィギュアまんまであっても芸術的な問題提起のため、実際に企画展示されてきた。
ただし、「フィギュアは芸術だ」と手放しで言うことはできない。それは「絵画は芸術なので美術館展示される」と言ってしまうことと同等の思考停止。
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